家計簿 締め日
家計簿の締め日は月末と給料日前日どっち?決め方の3基準
給料日が月の途中なら、家計簿の締め日は「給料日の前日」にすると通帳の残高と数字がそろいます。月末締めが向く人・給料日締めが向く人の違い、土日祝と重なる月の扱い、途中で変える注意点まで。
家計簿の締め日は、給料日が月の途中にあるなら**「給料日の前日」**、月末払いなら「月末」にすると、手元の残高と家計簿の数字がそろいます。給料日が月の途中にある人が1日から月末で区切ると、収入と支出の出どころが1か月ずれたまま集計されてしまいます。
このページでは、締め日を給料日に合わせると何が変わるのか、月末締めのままでいい人はどんな人か、そして途中で切り替えるときに気をつける点をまとめます。
締め日を「給料日の前日」にすると残高と一致する
給料日が25日の人を例にします。1日から月末で区切っていると、9月の家計簿は次のような中身になります。
- 収入:9月25日に振り込まれた給料(満額)
- 支出:9月1日から9月30日までに使った分
ところが、9月1日から24日までの支出は、8月25日にもらった給料から出ています。そして9月25日の給料で使うお金の大半は、10月に出ていきます。収入と支出の出どころが1か月ずれたまま、同じ月の欄に並んでいる状態です。
このズレがあると、月末に「今月は黒字だった」と思っても、その黒字には来月分の生活費がまるごと含まれています。逆に、給料日から月末までの6日間で使いすぎても、結果が出てくるのは翌月の集計です。気づくのが1か月遅れます。
| 区切り方 | 9月の収入欄 | 9月の支出欄 | 見え方 |
|---|---|---|---|
| 1日〜月末 | 9/25の給料 | 9/1〜9/30の支出 | 収入と支出の出どころがずれる |
| 9/25〜10/24 | 9/25の給料 | その給料から使った分 | 給料1回ぶんの収支がそろう |
給料日から次の給料日までを1サイクルにすると、「この給料でいくら使えるか」がそのまま予算になります。残り日数と残額の計算も素直です。給料が入った日にやる作業は給料日にやること5つにまとめています。
月末締めが向いている人、給料日締めが向いている人
どちらかが正しいわけではありません。判断は生活のリズムで変わります。
月末締めが向いているのは、給料日が月の1日から5日ごろにある人です。暦の月とサイクルがほぼ重なるので、わざわざずらす意味がありません。自営業やフリーランスで入金日が一定しない人も、暦の月で区切ったほうが集計が安定します。
給料日締めが向いているのは、給料日が10日以降にある人です。とくに25日払いで、給料日前になると残高が心細くなる人には効きます。給料日前のピンチは、区切りがずれていること自体が原因になっていることがあります。手元にある現金は来月分の生活費なのに、家計簿の上では「今月の残り」として見えてしまうからです。
給料日が違う2人の収入をまとめているなら、金額の大きいほうの給料日を基準にすると決めやすくなります。両方にきれいに合わせようとするほど、管理は複雑になります。
締め日を決めるときの3つの判断基準
迷ったら、次の3つを順に見てください。
1つめは、給料日が月の前半か後半かです。後半であればあるほど、月末締めとのズレは大きくなります。25日払いなら、ひと月のうち8割ちかくがずれた状態で集計されています。
2つめは、固定費の引き落としが給料日の前か後かです。家賃が月末、カードが27日、という具合に給料日より後ろに並んでいるなら、給料日を起点にしたサイクルのなかに固定費がきれいに収まります。反対に、引き落としが月初に集まっている人は、月末締めのほうがまとまりがよいこともあります。
3つめは、暦の月の数字と比べたいかどうかです。光熱費の請求や年間の集計は暦の月が基準になります。前年の同じ月と並べて見たい、1年分をまとめて振り返りたいという使い方が中心なら、月末締めのほうが照らし合わせがかんたんです。
給料日が土日祝と重なる月はどうする?
給料日が土日や祝日にあたる月は、前の営業日に繰り上がる勤務先が多いようです。扱いは勤務先によって違うので、給与規定や過去の振込日を確認してください。
ここで迷いやすいのが、「入金日が動くたびに締め日も動かすのか」という点です。答えは、動かさないほうが分かりやすくなります。締め日は毎月同じ日に固定しておきます。
理由は単純で、区切りが毎月動くと月どうしの比較ができなくなるからです。25日締めのまま、たまたま23日に入金された月は、その2日分が前のサイクルに入るだけです。合計が数日分ずれても、家計の傾向をつかむうえでは困りません。毎月同じ区切りで並べられることのほうが、役に立ちます。
途中で締め日を変えるときの注意点
今月から切り替える場合、**移行の月だけ期間が短くなる(または長くなる)**点に気をつけてください。1日〜月末から25日締めに変えるなら、移行の月は24日分しかありません。その月の合計が少なく出るのは当然で、節約できたわけではありません。
切り替えるときに確認すること
- 移行の月は日数が足りないので、予算と比べない
- その月は前月比・前年同月比の比較対象から外す
- 固定費の引き落としが移行の月から抜け落ちていないか見る
- 変更するのは年に1回までにする
過去に入力した記録そのものは消えません。変わるのは集計の区切りだけです。ただし月別の合計は新しい境目に合わせて組み替わるので、「先月と数字が違う」と感じることがあります。これは記録が消えたのではなく、区切りが動いたためです。
切り替える時期は、ボーナス月や年末年始のように金額が大きく動く月を避けると、移行の月の違和感が小さくなります。
シンプル家計簿での設定方法
シンプル家計簿では、設定の「家計簿の開始日」で区切りを選べます。「毎月1日」か「給料日に合わせる」のどちらかで、後者を選ぶと給料日を1日から31日のあいだで入力します。締め日は自動で「毎月◯日」とプレビュー表示されるので、自分で数えなくて済みます。
この設定はインストール直後の画面でも出てきますが、あとから設定で変更できます。開始日を変えると、ホームの「今月の支出」「今月の残り」もその区切りで集計されるようになります。
通知では「締め日前リマインダー」を選べます。締め日の前日に届くので、入力漏れの確認を締める前に終わらせられます。締めたあとの振り返りの手順は家計簿の締め方にまとめました。
無料で始められます(広告表示あり・アプリ内課金あり)。アプリをダウンロードして、次の給料日から区切りを変えてみてください。
まとめ
家計簿の締め日は、給料日が月の後半にある人なら給料日の前日が分かりやすい区切りです。給料1回ぶんの収入と、その給料から出した支出が同じ期間にそろうので、手元の残高と家計簿の数字が一致します。給料日が月初の人や、入金日が一定しない人は、暦の月のままでも困りません。切り替えるなら移行の月だけ日数が合わないことを覚えておいて、あとは毎月同じ区切りで続けてください。区切りが決まると、給料日前の不安はかなり小さくなります。
よくある質問
家計簿の締め日は月末と給料日のどちらがいいですか?
給料日が毎月変わる場合はどうすればいいですか?
クレジットカードの締め日と家計簿の締め日は合わせるべきですか?
締め日を変えると過去の集計はどうなりますか?
家計簿の開始日と締め日はどう違いますか?
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