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家計簿の付け方

家計簿の付け方【初心者向け】3ステップと1週間の記入例

家計簿の付け方(つけ方)は「収入を書く・支出を記録する・月末に振り返る」の3ステップだけ。書く項目は日付・金額・費目の3つです。1週間の記入例と6費目の分け方の表で、今日から迷わず始められます。

更新 2026年9月25日約8分
家計簿のつけ方を示す手順のイメージ。ノートに収入と支出を書き込む様子

家計簿の付け方(つけ方)は、①収入を書き出す ②支出を記録する ③月末に振り返る、の3ステップです。書く項目は日付・金額・費目の3つだけで、1件の記録は数秒で終わります。最初から完璧な帳簿を目指す必要はありません。

このページでは、最初の1週間の記入例、初心者向けの6費目、いつ書くかの3パターン、つまずいたときの対処まで、家計簿の付け方を順にまとめました。手書きとアプリの使い分けにも触れます。

家計簿のつけ方(付け方)は3ステップ

家計簿と聞くと複雑な作業を想像するかもしれませんが、やることはとてもシンプルです。次の3つを順番に行うだけで、お金の流れが見えてきます。

家計簿の付け方 3ステップ

  • ステップ1:ひと月の収入を書き出す
  • ステップ2:使ったお金を記録する
  • ステップ3:月末にまとめて振り返る

大事なのは、最初から完璧を目指さないことです。家計簿の付け方というと、こまかいルールを思い浮かべる人もいますが、最初に必要なのは「記録する・集計する・振り返る」という大きな流れだけです。まずは1か月、ざっくり記録してみるところから始めましょう。

ステップ1:収入を書き出す

最初に、ひと月に入ってくるお金を書き出します。会社員の方なら、手取り(実際に振り込まれる金額)を基準にすると、使えるお金がはっきりします。額面の給与ではなく、税金や社会保険料が引かれたあとの「実際に使える金額」を起点にするのがポイントです。

給与のほかに副収入やおこづかいなどがあれば、それも加えます。収入は毎月ほぼ一定のことが多いので、一度書いておけば毎回入力する必要はありません。ボーナスのように月によって変わる収入は、入った月にだけ記録すれば十分です。こうして使えるお金の総額が分かると、「ひと月にいくらまで使えるか」の目安が見えてきます。

まずは支出だけでもOK

収入の整理が面倒に感じるなら、最初は支出の記録だけで始めても構いません。収入や予算は、慣れてきてから足していけば十分です。

ステップ2:支出を記録する

家計簿の中心になるのが、支出の記録です。使ったお金を「金額」と「カテゴリ(費目)」に分けてメモしていきます。

たとえば、スーパーで2,000円使ったら「食費 2,000円」、電車賃なら「交通・通信」といった具合です。書くのは費目と金額だけ。お店の名前やレシートの明細まで書き写す必要はありません。メモ欄は空のままでも、ひと月の流れはきちんと見えます。

現金・クレジットカード・QRコード決済など、支払い方法ごとに分けて記録しておくと、後で見返したときに分かりやすくなります。とくにキャッシュレス決済は使った実感が薄く、知らないうちに増えがちなので、分けておくと使いすぎに気づきやすくなります。

ステップ3:月末に振り返る

ひと月分の記録がたまったら、費目ごとの合計を見てみましょう。これが家計簿のいちばん大切な部分です。記録するだけで満足してしまう人は多いのですが、振り返ってはじめて、家計簿は「お金の地図」として役立ちます。

  • 何にいくら使ったかを確認する
  • 「思ったより多い」費目に気づく
  • 来月に向けて、減らせそうな支出を考える

ここで大事なのは、使いすぎを責めないことです。家計簿は反省するための道具ではありません。「来月はここを少し意識しよう」と気づけただけで、十分に役目を果たしています。気になる費目が見つかったら、ひとつだけ目標を決めてみると、ムリなく改善につながります。

最初の1か月は「支出の記録」だけに集中していい

家計簿というと、収入・支出・貯金・口座残高までぜんぶ管理するイメージがあるかもしれません。最初からそこまでやろうとすると入力が多すぎて、2週間ほどで手が止まりがちです。

はじめの1か月の目的は、自分が何にいくら使っているかを知ることだけです。収入は月に一度書き出せば済むので、あとは毎日の支出を記録するだけで十分に役目を果たします。貯金や口座残高の管理は、支出の記録が習慣になってから足しても遅くありません。

最初の1週間の記入例

手順を読むよりも、実物を見たほうが早いものです。一人暮らしの人が最初の1週間に書いた記録を、そのまま並べてみます。

記入例です。金額は一例で、平均を示すものではありません。
日付使ったもの費目金額
4/1(月)コンビニでコーヒーとパン食費480円
4/1(月)電車代(往復)交通・通信340円
4/2(火)スーパーで食材のまとめ買い食費3,180円
4/3(水)ドラッグストアで洗剤と歯みがき日用品940円
4/4(木)同僚とランチ食費1,100円
4/5(金)飲み会(カード払い)娯楽・交際4,500円
4/6(土)スマホ代の引き落とし交通・通信3,980円

7行で合計14,520円。これだけでも「今週は飲み会がいちばん大きかった」とすぐ分かります。1週間たまると、自分のお金の動きに輪郭が出てきます。

書き方のコツは3つあります。ひとつめは、1日に何度か買い物をしたら、4月1日のように行を分けること。まとめると費目が混ざって、あとで見返しても意味が読み取れません。ふたつめは、金額と費目だけにとどめること。お店の名前を毎回書いていると、それが面倒になって止まります。3つめは、引き落としも1行として書くことです。スマホ代や電気代のように自動で引かれるお金を入れておかないと、「ひと月に出ていったお金」の合計が出ません。

費目はいくつに分ける?初心者向けの6費目

費目(カテゴリ)は、最初は6つで足ります。細かく分けるほど正確になりますが、入力のたびに迷う時間が増えて、そこで止まってしまいます。

費目何を入れるか
食費スーパー、コンビニ、外食、カフェ、お酒
日用品洗剤、ティッシュ、化粧品、市販薬、文房具
交通・通信電車・バス、ガソリン、スマホ代、ネット回線
住居・光熱家賃、電気、ガス、水道
娯楽・交際飲み会、趣味、サブスク、プレゼント
その他上のどれにも入らないもの、医療費、衣服

この6つで1か月記録して、「その他」がふくらんできたら、そこから費目を足します。服や美容にお金が向く人なら「衣服・美容」を独立させる、という進め方です。最初から10個以上の費目をつくるより、ずっと長続きします。

あわせて、迷ったときの判断ルールも決めておきましょう。ひとつめは「迷ったら、金額の大きいほうの費目に入れる」。ドラッグストアで洗剤とお菓子を一緒に買って、洗剤のほうが高いなら、まとめて日用品に入れます。レシートを2行に分け直す必要はありません。ふたつめは「同じ店は毎回同じ費目にする」。コンビニを食費にするか日用品にするか、一度決めたら変えない。この2つで入力の迷いはほとんどなくなります。それでも決まらないものは「その他」に置いて、月末に見直せば十分です。

費目の考え方をもっとくわしく知りたい方は、家計簿の項目は何に分ける?も参考にしてみてください。アプリなら最初から用意された費目をそのまま使えますし、自分で足すこともできます。

いつ書くのがいい?3つのパターンから選ぶ

書くタイミングに正解はありません。大きく3つのパターンがあり、自分の生活に合うものを選べば続きます。

パターンやり方向いている人
その場で書く支払いの直後、レジを離れながら入力する忘れっぽい人、キャッシュレス中心の人
夜にまとめて帰宅後や寝る前に、その日の分を入力する夜に落ち着いた時間がある人
週に一度週末にレシートをまとめて入力する平日が忙しい人、現金払いが多い人

取りこぼしがいちばん少ないのは、その場で書くやり方です。スマホなら数秒で終わるので、支払いのついでに済んでしまいます。ただ、レジの前で立ち止まるのが気になる人には向きません。

夜にまとめて書くなら、歯みがきや寝る前のスマホ時間とセットにすると忘れにくくなります。週に一度の人は、レシートを財布や箱に入れておき、週末に一気に入力します。買い物のあとにすぐ入力する人もいれば、週末にまとめて入力する人もいます。どちらでも、ひと月の流れはきちんとつかめます。

大切なのは、自分が負担に感じない頻度を見つけることです。毎日にこだわるべきかどうかは、家計簿は毎日つけるべき?でもくわしく考えています。

家計簿の付け方でよくあるつまずき3つ

1か月やってみると、つまずく場所はだいたい決まっています。先に対処を知っておくと、やめずに済みます。

レシートが財布にたまる

ためるほど入力が面倒になり、そのまま放置になる——いちばん多い流れです。対処は、ためる上限を決めること。「レシートは3枚まで」と決めて、3枚になったら入力します。枚数が少ないうちなら1分で終わります。それでもたまってしまったら、古い分は合計だけ「その他」で入れて先に進みます。全部を正確に再現しようとすると、そこで手が止まります。

現金の残高と1円合わない

自動販売機の小銭、募金、割り勘のおつり。記録から漏れるお金はどうしても出ます。差額は「その他」で埋めて構いません。月末に財布の中身と照らして、差が数百円なら何もしない。千円単位でずれるようになったら、そのとき漏れやすい支払いを探します。

カード払いの日付に迷う

4月に買って、引き落としは6月。どちらの月の支出として書くか、ここで手が止まりがちです。決め方はひとつだけ——「買った日」か「引き落とされた日」のどちらかに統一します。買った日に書くと、使った感覚とズレません。引き落とし日に書くと、口座の動きと一致します。どちらでも構いませんが、途中で変えると前月との比較ができなくなります。最初に決めて、忘れないようメモしておきましょう。

手書き・エクセル・アプリ、どれで付ける?

家計簿のつけ方そのものは同じでも、道具によって向き不向きがあります。自分に合ったものを選ぶと、ぐっと続けやすくなります。

道具向いている人気をつけたい点
手書きノート書くこと自体が好きな人月末の集計に手間がかかる
エクセルパソコンをよく使う人外出先で記録しにくい
アプリスマホで手軽に済ませたい人多機能すぎると迷うことも

どれが正解ということはありません。エクセルとアプリのどちらが合うか迷っている方は、エクセル家計簿とアプリの比較がくわしく参考になります。迷ったら、いつも持ち歩くスマホで数秒で記録できる、シンプルなアプリから試すのが手軽です。

続けるための3つのルール

家計簿が続かない理由の多くは、がんばりすぎにあります。次の3つを意識すると、ムリなく続けられます。

挫折しないための心がけ
  1. 完璧を目指さない(おおよそで十分) 2. つけ忘れても気にしない(また今日から再開すればいい) 3. 項目を増やしすぎない(最初は少なめに)。ゆるく続けるほうが、結果的に長持ちします。

毎日きっちり書こうとすると、一度サボったときに「もういいや」となりがちです。数日に一度のまとめ入力でも、月の流れは十分つかめます。最初の一か月を乗り切れれば、記録は自然と習慣になっていきます。まずは「ゆるくてもいいから続ける」ことを目標にしましょう。続け方のコツは、簡単な家計簿で見える化する方法でもくわしく紹介しています。

アプリなら集計が自動になる

手書きやエクセルでつまずきやすいのが、月末の集計です。電卓をたたいたり関数を組んだりするのが面倒で、続かなくなる人は少なくありません。

シンプル家計簿なら、支出を手入力で記録するだけで、今月の支出・残り予算・カテゴリ別のグラフが自動でまとまります。カレンダーで日ごとの支出を確認したり、入力忘れを防ぐリマインダーを設定したりもできます。

銀行口座とは連携しない手入力の設計なので、口座情報をつなげる不安もありません。まずはアプリを無料で試して、今日の支出をひとつ記録するところから始めてみましょう(アプリ内課金あり)。

まとめ

家計簿の付け方は、「収入を書き出す・支出を記録する・月末に振り返る」の3ステップが基本です。書くのは日付・金額・費目の3つだけ、費目は最初6つで足ります。いつ書くかは、その場・夜・週末のうち自分の生活に合うものをひとつ選べば十分です。レシートがたまる、端数が合わない、カードの日付で迷う——つまずきはだれにでも起きるので、そのたびにルールをひとつ決めて先に進んでください。今日の支出を1件書くところから始めれば、ひと月後には自分の家計の形が見えています。

よくある質問

家計簿はいつ書くのがいいですか?
決まった時間はありませんが、寝る前や帰宅後など「毎日の同じタイミング」に結びつけると忘れにくくなります。毎日が難しければ、レシートをためておいて数日に一度まとめて入力する形でも問題ありません。続けやすい時間帯を選ぶことが一番大切です。
レシートはどう扱えばいいですか?
受け取ったレシートは財布や箱にまとめておき、入力が終わったら処分すれば大丈夫です。シンプル家計簿はレシートの自動読み取りには対応していないため、金額とカテゴリを手入力します。手入力は数秒で済み、何を買ったかを見直すきっかけにもなります。
1円単位で合わせる必要はありますか?
必要ありません。家計簿の目的は「お金の流れをつかむこと」なので、合計が多少ずれても問題ありません。細かい端数が合わずにやめてしまうより、おおよそで記録を続けるほうがずっと役立ちます。気になる人だけ、月末に現金残高と照らし合わせれば十分です。
家計簿は何から書き始めればいいですか?
最初の1件は、今日使ったお金をひとつ書くだけで構いません。収入や予算はあとから足せるので、まずは支出から始めるほうが続けやすいです。収入は毎月ほぼ一定のことが多く、あとで書き加えても月の流れはつかめます。費目に迷ったら「その他」に入れて先に進み、最初の3日を越えることだけを目標にしてみてください。
家計簿のつけ方で、費目はいくつに分ければいいですか?
最初は「食費・日用品・交通・通信・住居・娯楽・その他」くらいの5〜7個で十分です。細かく分けるほど正確にはなりますが、入力の負担が増えて続かなくなりがちです。慣れてから、気になる支出だけ費目を足していくのが、挫折しないつけ方のコツです。
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