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年末年始 出費

年末年始の出費はいくら?12月に増える特別費の一覧と10月から始める備え方

年末年始は忘年会・帰省・お年玉などで出費が重なります。12月〜1月に増える出費の一覧、去年の記録からわが家の予算を出す3ステップ、10月から3か月で積み立てる備え方までを解説します。

約4分
年末年始の予定と出費をカレンダーに書き出して備えるイメージ

年末年始の出費は、平均額を調べるより、去年の自分の12月と1月の記録を見たほうが早く見当がつきます。帰省するかどうか、お年玉を渡す相手が何人いるかで、家庭ごとの差がそのまま大きく出る時期です。

このページでは、12月から1月に増える出費を一覧で整理し、わが家の予算を出す3ステップ、そして10月から始める積み立てのやり方を紹介します。

年末年始に出費が増える3つの理由

一つめは、人に会う回数が増えることです。忘年会、クリスマス、帰省、親族の集まり、新年会。外食と交通費が、ふだんの月の何倍にもなります。

二つめは、贈る機会が集中することです。お歳暮、クリスマスプレゼント、手土産、年賀状、お年玉。一件ずつは大きくなくても、相手の人数分だけ積み上がります。

三つめは、買い物のきっかけが重なることです。年末セールと初売りが2週間のうちに来ます。そこに冬物の衣類、暖房器具、大掃除用品、おせちや年末の食材が加わります。

さらにやっかいなのが、支払いのタイミングのずれです。12月にカードで払った分は、1月や2月に引き落とされます。12月を乗り切ったつもりでも、年が明けてから請求が届きます。

12月〜1月に増える出費の一覧

書き出すときは、時期ごとに分けると見積もりやすくなります。

時期増えやすい出費見積もりのヒント
12月上旬お歳暮・年賀状・クリスマスの準備送る相手の人数×単価で出す
12月下旬忘年会・クリスマス・大掃除用品・年末の食材参加する会の数を先に決める
年末年始帰省の交通費・宿泊・手土産・おせち・外食人数×往復運賃が中心になる
1月お年玉・初売り・新年会・冬物セール渡す人数と金額のルールを先に決める

外食が続く時期なので、食費の見方もふだんと変わります。12月は食費が増えて当たり前だと先に分かっていれば、あとで「使いすぎた」と落ち込まずに済みます。

わが家の年末年始予算を出す3ステップ

平均額を調べても、この計算の代わりにはなりません。手元の記録を使います。

ステップ1は、去年の12月と1月の支出合計を出すことです。家計簿があればそれを見ます。なければ、カードの明細と口座の出金を並べ、現金はおおよそで構いません。

ステップ2は、ふだんの月と比べることです。冷暖房も行事も少ない10月あたりを「ふだんの月」として、差額を出します。この差額が、わが家の年末年始の上乗せ分です。

ステップ3は、今年の予定で足し引きすることです。帰省しない年なら交通費を引き、お年玉を渡す子が増えたなら足します。

たとえば、ふだんの月が18万円、去年の12月が24万円、1月が21万円だった家なら、上乗せ分は6万+3万で9万円です。今年は帰省しないなら交通費2万円を引いて、必要なのは7万円と分かります。

10月から3か月で積み立てる

7万円を10月・11月・12月の3か月で分けると、月23,000円ほどです。数字にすると重く感じますが、12月に一度で払うより家計は揺れません。

積めない金額が出たときは、先に削るものを決めます。忘年会を2回にする、お年玉の金額に上限を作る、福袋は買わない。年末の現場で判断すると、ほぼ増える側に倒れます。

年に数回の大きな出費をまとめて管理する考え方は特別費とは?年に数回の大きな出費を家計簿で管理する方法にまとめました。積み立てる先は、生活費と分けた口座でも、封筒でも構いません。

毎年くるものは、予想外の出費ではありません

年末年始は日付が決まっています。去年の記録が1行でも残っていれば、今年の見積もりはそこから作れます。

冬のボーナスをあてにするとどうなるか

ボーナスで払う前提にすると、入る前から使い道が埋まります。そのうえ金額は年によって動くので、思っていた額より少なかったときに調整がきかなくなります。

順番を変えるだけで安定します。年末年始の予算を先に取り分け、残った分の使い道を決める——この順にすると、ボーナスが減った年でも年末の予定を削らずに済みます。配分の考え方はボーナスは何割貯金する?で詳しく書いています。

毎月の積み立てとボーナスを半々にしておく方法もあります。どちらか一方に頼らないぶん、揺れに強くなります。

年末年始の支出は「特別費」として記録する

記録のときに気をつけるのは、毎月の生活費と混ぜないことです。帰省の交通費やお年玉を食費や交通費と同じ扱いにすると、12月の家計簿が赤字に見えて、振り返る気がなくなります。

シンプル家計簿では、入力のときに支出タイプを固定費・変動費・特別費から選べます。年末年始の出費を特別費にしておけば、毎月の変動費とは分けて見られます。カテゴリは「交通・通信」や「教養・娯楽」を使い、足りなければ自分で追加できます。

メモ欄も効きます。「帰省・新幹線往復」「お年玉・3人分」と残しておけば、来年の見積もりはそれを見るだけで終わります。カレンダーで日ごとの支出を見ると、12月のどの週に支出が固まったのかも分かります。無料で始められます(広告表示あり・アプリ内課金あり)。

1年ぶんの支出をまとめて振り返るなら、年末にやっておきたい家計の振り返りも参考にしてください。

まとめ

年末年始の出費は、人に会う回数、贈る相手の人数、買い物のきっかけが重なって増えます。平均額ではなく、去年の12月と1月の支出をふだんの月と比べた差額が、わが家の必要額です。その金額を10月から3か月で積んでおけば、12月も1月の請求も落ち着いて迎えられます。記録は特別費として残し、メモに内容を添えておくと、来年の見積もりがそのまま手に入ります。まずは去年の12月の支出を、ひとつ確かめてみてください。

よくある質問

年末年始の出費の平均はいくらですか?
平均の数字は調査によって差があり、帰省するかどうかや家族の人数で大きく変わるため、そのまま自分の予算には使えません。去年の12月と1月の支出合計を出し、ふだんの月と比べて差額を見るほうが確実です。家計簿がなければ、カードの明細と口座の出金から概算できます。
お年玉は家計簿の何費ですか?
標準のカテゴリで済ませるなら「その他」に入れると分かりやすいです。毎年の金額を追いたい場合は、「交際費」や「贈り物」のようなカテゴリを自分で追加しても構いません。どちらでも問題ありませんが、支出タイプは特別費にしておくと、毎月の生活費と混ざらずに見られます。
帰省費用はどう見積もればいいですか?
人数×往復の交通費をまず出し、そこに宿泊、手土産、現地での外食を足します。交通費は予約する時期で変わりますが、去年と同じ手段で帰るなら去年の金額をそのまま基準にできます。車で帰る場合は、燃料費と高速料金を往復で計算してください。
年末年始の出費を減らすのに効果があるのは何ですか?
回数と人数を先に決めることです。忘年会に何回出るか、お年玉を誰にいくら渡すか、福袋を買うかを11月のうちに決めておけば、その場の雰囲気で増える分がなくなります。一つずつ値段を我慢するより、決めごとを一度作るほうが楽に効きます。
12月にカードで払った分は、いつ家計簿に書きますか?
使った日に書くのが分かりやすい方法です。引き落としは翌月や翌々月になるため、使った日に記録しておかないと12月の支出が実際より少なく見えます。そのうえで、引き落とし日に口座にいくら必要かは別に確認しておくと、1月に慌てずに済みます。
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