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ボーナス 貯金 何割

ボーナスは何割貯金する?手取り別の目安と配分の決め方

ボーナスを何割貯金すればいいか迷う人へ。よく使われる「5〜7割」の考え方、手取り30万・50万・70万円別の早見表、割合を決める3つの質問、冬のボーナスと年末年始の出費の考え方をまとめました。

更新 2026年9月25日約6分
ボーナスの使い道を円グラフで配分するイメージ。ノートと電卓が置かれた机

ボーナスの貯金割合は、よく「手取りの5〜7割」が目安として挙げられます。ただし大切なのは割合そのものではなく、先に「使う分」を決めて、残りを貯金にまわす順番です。この順番にすると、毎年ぶれずに続けられます。

このページでは、よく使われる目安の考え方、手取り額別の早見表と配分例、割合を決めるための3つの質問、そして冬のボーナスで気をつけることを、無理のない形でまとめます。

ボーナスの貯金は「何割」が目安?

家計に関する各種アンケートでは、ボーナスの使い道として貯金を挙げる人が多く、割合としては手取りの5〜7割という回答がよく見られます。半分以上を残す人が多い、というイメージです。

ただし、この数字はあくまで全体の傾向です。次のような事情があれば、割合は当然変わります。

  • 来年に車検・更新料・税金などの大きな支払いが控えている
  • 家電や家具の買い替えを予定している
  • すでに月々の先取り貯金で十分に積み上がっている
平均に合わせる必要はありません

「みんなが5割だから自分も5割」と決めると、無理が出たときに続きません。平均は出発点として使い、最後は自分の予定に合わせて調整しましょう。

手取り別の早見表:3割・5割・7割でいくら残るか

割合の話だけでは、手元に残る金額が想像しにくいものです。5〜7割という目安に、少し控えめな3割を足した3段階で、手取り額ごとの金額に直してみます。

割合をそのまま掛けた金額です。推奨額ではなく、自分の割合を決めるための換算表として見てください。
ボーナスの手取り3割を貯金5割を貯金7割を貯金
30万円9万円15万円21万円
50万円15万円25万円35万円
70万円21万円35万円49万円

同じ5割でも、手取り30万円なら15万円、70万円なら35万円。金額に直すと「7割はきついが5割なら届く」という判断がしやすくなります。

もうひとつ、使える側の金額も一緒に見ると現実味が増します。手取り50万円で5割を貯金にまわすなら、使えるのは25万円。この25万円から、来年の予定支出とごほうびの両方を出すことになります。車検と帰省で15万円かかる年なら、ごほうびに残るのは10万円——この形まで見えてから割合を決めると、あとで崩れません。

ボーナスの貯金額を計算する

円
割合貯金にまわす額使える額
3割を貯金150,000円350,000円
5割を貯金250,000円250,000円
7割を貯金350,000円150,000円

早見表と同じ3割・5割・7割で計算しています。先に予定している出費を引いてから、残りの割合を決めると決めやすくなります。

割合を決める3つの質問

「5割か7割か」で迷うときは、割合を直接考えるより、次の3つに答えたほうが早く決まります。

1. 生活防衛費は貯まっているか

急な入院、収入が止まる期間、家電の故障。こうしたときに取り崩せるお金が手元にあるかどうかで、ボーナスの役割は変わります。まだないなら、今回は割合を高めにして「最初のひと月ぶん」を作るところに充てる判断もあります。すでにあるなら、残りは目的のあるお金に振り分けられます。いくら必要かは家族構成や働き方で変わるので、一律の正解はありません。

2. 今年の特別費はいくらかかったか

自動車税、車検、保険の年払い、帰省費用、家電の買い替え。月々の生活費から出しにくい出費が、今年いくらあったか。去年と似た暮らしなら、来年も近い金額がかかります。この合計を先に予定支出として引いておけば、貯金にまわした分をあとから取り崩さずに済みます。記録がないなら、今年の分から残しておいてください。

3. 来年のイベントは何か

引っ越し、進学、結婚、車の買い替え、まとまった旅行。来年の予定が分かっていれば、割合はほぼ自動的に決まります。予定がない年は高めに、大きな予定がある年は低めに。「5割が正解」ではなく「来年の予定に足りるか」で考えると、迷う時間が短くなります。

配分は「先取り貯金・予定支出・ごほうび」の3つに分ける

配分に迷ったら、次の3つの箱に分けて考えると整理しやすくなります。「先取り貯金/予定支出/ごほうび」の3つです。

手取り先取り貯金予定支出ごほうび
20万円10万円6万円4万円
30万円16万円9万円5万円
50万円28万円15万円7万円

これは一例です。ポイントは、ごほうびの枠を必ず作っておくこと。ゼロにすると反動が出て、結局あとから大きな買い物をしてしまいがちです。金額を先に決めておけば、罪悪感なく使えます。

予定支出には、来年支払うことが決まっているものを入れます。自動車税、車検、保険の年払い、帰省費用、家電の買い替えなど、「毎月の生活費からは出しにくい、年に数回の出費」がここに当たります。

決める順番を間違えないための3ステップ

割合を先に決めようとすると、かえって迷います。次の順番で考えると、自然と割合が決まります。

ボーナスの使い道を決める3ステップ

  • 1. 来年までに必ず出ていくお金(税金・車検・年払いなど)を書き出して引く
  • 2. ごほうび枠を金額で決める(迷ったら手取りの1〜2割)
  • 3. 残った分を貯金にまわす。口座はふだん使いと分けておく

この順番なら、貯金額は「残り」ではなく「引き算の結果」として明確になります。毎月の先取り貯金と考え方は同じです。仕組みそのものについては先取り貯金のやり方でくわしく解説しています。

貯金にまわしたお金を「減らさない」ための工夫

割合を決めても、生活費と同じ口座に置いておくと、数か月かけて少しずつ溶けていきます。防ぐには、物理的に手をつけにくくするのがいちばん確実です。

  • ふだん使う口座とは別の口座に移す
  • 目的別に「引っ越し用」「車用」などラベルを付けて分ける
  • 家計簿には「貯金」として記録し、生活費の残高と混ぜない

家計簿に貯金として記録しておくと、月々の支出とは別枠で積み上がりが見えます。目標金額を決めておくと、達成までの距離が分かってモチベーションが続きます。目標の立て方は貯金の目標設定を参考にしてください。

なお、預け先として何を選ぶかは、年齢・家族構成・リスクの考え方によって大きく変わります。当サイトでは特定の金融商品をおすすめすることはしていません。

冬のボーナスは、年末年始の出費とセットで考える

12月のボーナスには、夏とは違う事情があります。年末年始は、ふだんの月より出ていくお金が増えるからです。帰省の交通費、お年玉、おせちや外食、年末の買い物、そして冬の光熱費。どれも12月から1月に集まります。

配分を決めるときに、この分を予定支出として先に引いておくと、年明けに貯金のほうを取り崩す展開を避けられます。金額が読めないなら、去年の12月と1月の記録を見てください。記録がないなら、今年の12月から残しておきます。来年は同じ作業が数分で終わります。

冬は住居費や保険の年払いと重なる年もあります。1月の引き落としまでを1セットと考えて、そこまでの出費を引いたうえで残りの割合を決める。この順番にしておくと、「ボーナスが入ったはずなのに2月には残っていない」という感覚にはなりません。年末の家計の整え方は年末にやっておきたい家計の振り返りにまとめています。

ボーナスを記録すると、翌年の判断が楽になる

ボーナスは年に1〜2回しかないため、記憶に頼ると「去年いくら貯金したか」があいまいになります。家計簿に収入として記録し、配分もあわせて残しておくと、翌年は前回の実績をもとに調整するだけで済みます。

シンプル家計簿では、ボーナスを収入として手入力で記録でき、月ごとの推移や残り予算とあわせて確認できます。固定費・変動費・特別費に分けて整理できるので、車検や年払いのような「特別費」も、月々の生活費と混ざらずに管理できます。

無料で始められます(広告表示あり・アプリ内課金あり)。まずはアプリをダウンロードして、今回のボーナスの配分を記録してみてください。

このページは「いくら残すか」に絞って書いています。残したあとの使い道——何にいくら充てるか、払う順番をどうするか——はボーナスの使い道の決め方で扱っているので、配分が決まったらそちらへ進んでください。

まとめ

ボーナスの貯金割合は「手取りの5〜7割」がよく挙げられる目安ですが、平均に合わせる必要はありません。生活防衛費は足りているか、今年の特別費はいくらだったか、来年のイベントは何か——この3つに答えると、自分の割合はほぼ決まります。あとは予定支出を引く → ごほうび枠を決める → 残りを貯金にまわす、この順番に落とすだけです。冬のボーナスなら、年末年始の出費も予定支出に入れてから配分してください。決めた配分を家計簿に記録しておけば、翌年は前回の実績をなぞるだけで判断できます。

よくある質問

ボーナスは何割貯金するのが一般的ですか?
各種の家計アンケートでは「手取りの5〜7割を貯金にまわす」という回答が多く見られます。ただしこれは平均的な傾向であって、全員に当てはまる正解ではありません。住宅ローンや教育費などの予定がある家庭ではもっと高くなりますし、直近に大きな出費を控えているなら低くても問題ありません。割合そのものより、使う分と残す分を先に決めておくことのほうが重要です。
貯金の割合はどうやって決めればいいですか?
「使い道の決まっていないお金」を先に取り分ける、いわゆる先取りの考え方が分かりやすくおすすめです。まずボーナスから、来年の税金や車検などの決まった出費を引きます。次にごほうび分を決めます。残りを貯金にまわす、という順番にすると、貯金額が毎回変動しても納得感があります。
貯金がゼロでも大丈夫な場合はありますか?
目的があるなら問題ありません。たとえば引っ越し、家電の買い替え、資格取得など、支出の予定がはっきりしている年は、ボーナスをそこに充てるのが合理的です。避けたいのは「何に使ったか分からないまま残らなかった」というパターンです。使い道が説明できるなら、その年の貯金割合が低くても心配しすぎる必要はありません。
ボーナスの貯金分はどこに置いておくべきですか?
普段づかいの口座と分けておくのが基本です。同じ口座に入れておくと、生活費と混ざって少しずつ減ってしまいます。目的別に口座や封筒を分けておくと、手をつけにくくなります。なお、どの金融商品を選ぶかは個人の状況によって大きく変わるため、当サイトでは特定の運用方法をおすすめすることはしていません。
冬のボーナスは、何割くらいを貯金にまわせばいいですか?
考え方は夏と同じですが、年末年始の出費を先に引くところが違います。帰省の交通費、お年玉、年末の買い物、冬の光熱費は12月から1月に集まります。この分を予定支出として引いたうえで、残りの割合を決めてください。先に引かないまま配分すると、年明けに貯金のほうを取り崩すことになりがちです。
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