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初任給 使い道

初任給の使い道はどう決める?最初の3か月で整えたいお金の習慣

初任給の使い道に迷う新社会人へ。記念の買い物と生活の土台づくりのバランス、手取りからの振り分け方、最初の3か月でつくりたいお金の習慣をまとめました。

約3分
初任給の使い道を手帳に書き出して考えるイメージ

初任給の使い道は、記念の買い物・生活の土台づくり・貯金の3つに分けて考えると迷いません。全部を使い切るのも、全部を貯金するのも、どちらも極端です。金額を決めて振り分けるのが、いちばん納得できる方法です。

このページでは、初任給の振り分け方と、社会人1年目のうちに整えておきたいお金の習慣をまとめます。

初任給は3つに分けて考える

枠内容手取り20万円の場合の例
記念・お祝い自分へのごほうび、家族へのプレゼント3〜5万円
生活の土台スーツ・靴・生活用品・当面の生活費10万円前後
貯金先取りで別口座へ2〜4万円

社会人1年目は、スーツや靴、名刺入れ、通勤定期、一人暮らしなら家具家電と、予定外の出費が続きやすい時期です。初任給を全額使ってしまうと、翌月以降が苦しくなります。

記念の買い物は「金額を決めてから」

使わないほうがいい、という話ではありません。金額を先に決めておけば、罪悪感なく使えます。決めずに使うと、あとから「使いすぎたかも」と気になります。

2年目に手取りが減ることを知っておく

見落としやすい重要なポイントです。多くの場合、2年目の6月ごろから住民税の天引きが始まります。

住民税は前年の所得に対して課される仕組みのため、収入がなかった1年目は天引きがありません。2年目から差し引かれるようになり、月1万円前後手取りが減ることも珍しくありません。

つまり、1年目の手取りを基準に生活水準を決めると、2年目に苦しくなります。1年目のうちに少し余裕を持たせておくと安心です。

最初の3か月でつくりたい3つの習慣

社会人1年目に整えたいこと

  • 給料が入ったら、先に貯金分を別口座へ移す(月5,000円からでよい)
  • 固定費(家賃・通信費・サブスク)を書き出して、合計を把握する
  • 支出を記録して、自分に必要な生活費の水準を知る

1. 先取りの習慣をつくる

金額は小さくて構いません。月5,000円でも、「給料が入ったら先に取り分ける」という順番が身についていることのほうが価値があります。

3か月ほど続けて生活が回ることを確認したら、少しずつ増やしていきましょう。最初から高く設定すると、途中で取り崩すことになり、習慣が定着しません。やり方は先取り貯金のはじめ方をご覧ください。

2. 固定費を把握する

家賃、スマホ代、サブスク、保険——毎月自動的に出ていくお金の合計を、一度書き出してみてください。

社会人になったタイミングは、契約を見直す絶好の機会でもあります。実家にいたころから続いているスマホプランや、使っていないサブスクがないか確認しておきましょう。

3. 支出を記録する

生活が固まる前に記録を始めると、自分に必要な生活費の水準が分かります。これが分かると、無理のない予算が立てられ、引っ越しや転職といった判断もしやすくなります。

目標は「生活費の3か月分」

貯金の目標が漠然としていると続きません。新社会人の最初の目標としておすすめなのが、生活費の3か月分です。

生活費が月15万円なら45万円。これがあると、急な引っ越し、体調不良での休職、転職活動などの状況にも対応できます。

いきなり45万円と考えると遠く感じますが、月2万円なら約2年です。焦らず、先取りの習慣を続けることのほうが大切です。

なお、貯めたお金をどう運用するかについては、年齢や状況によって適切な選択が大きく変わります。当サイトでは特定の金融商品をおすすめすることはしていません。

家計簿は早く始めるほど楽

家計簿は、生活が固まる前に始めるほど効果があります。あとから始めると「なぜこの支出があるのか」を思い出す作業から始めることになりますが、最初から記録していれば、その手間がありません。

最初の1か月は支出だけ、カテゴリも6つ程度で構いません。完璧を目指さず、傾向がつかめればよい、という気持ちで始めてください。

シンプル家計簿は、金額とカテゴリを選ぶだけの手入力式の家計簿アプリです。銀行やカードとの自動連携はなく、記録は自分で行いますが、そのぶん1件あたり数秒で終わります。カレンダーで日ごとの支出を確認でき、カテゴリ別グラフで内訳もひと目で分かります。

無料で始められます(広告表示あり・アプリ内課金あり)。アプリをダウンロードして、今日の支出をひとつ記録してみてください。新生活まわりのお金は新生活にかかるお金、手取りベースの生活費の考え方は手取りから考える生活費もあわせてどうぞ。

まとめ

初任給の使い道は、記念・生活の土台・貯金の3つに分けて金額を決めるのがおすすめです。全額使い切るのも全額貯めるのも極端で、振り分けておくのがいちばん納得できます。2年目から住民税の天引きが始まって手取りが減る点も覚えておいてください。最初の3か月で「先取り・固定費の把握・支出の記録」の3つを整えておけば、その後のお金の管理はずっと楽になります。

よくある質問

初任給は全部使ってしまってもいいですか?
記念として使うこと自体は悪いことではありませんが、全額を使い切るのはおすすめしません。社会人1年目は、スーツや靴、家具家電など予定外の出費が続きやすい時期です。また、2年目から住民税の天引きが始まり、手取りが今より減る点にも注意が必要です。記念の買い物は金額を決めたうえで、残りは生活の土台づくりに回すのが安心です。
新社会人はいくら貯金すればいいですか?
手取りの1〜2割が一般的な目安ですが、最初は月5,000円や1万円からでも十分です。大切なのは金額よりも、給料が入った時点で先に取り分ける習慣をつくることです。生活が回ることを確認しながら3か月ごとに増やしていけば無理がありません。目標としては、まず生活費の3か月分を貯めておくと、急な出費や環境の変化に対応しやすくなります。
2年目に手取りが減るというのは本当ですか?
多くの場合、2年目の6月ごろから住民税の天引きが始まります。住民税は前年の所得に対して課されるため、収入のなかった1年目は天引きがなく、2年目から差し引かれるようになります。金額は所得によって変わりますが、月1万円前後になることも珍しくありません。1年目の生活水準を上げすぎると、2年目に苦しくなる可能性があります。
家計簿は新社会人のうちから始めたほうがいいですか?
早いほど楽になります。生活が固まる前に記録を始めると、自分に必要な生活費の水準が分かり、無理のない予算が立てられます。最初の1か月は支出だけ、カテゴリも6つ程度で構いません。完璧に記録しようとせず、「だいたいの傾向がつかめればいい」という気持ちで始めるほうが続きます。
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