iPad 家計簿 手書き
iPadで手書き家計簿を始めるメリットと注意点
iPadで手書き家計簿を始めるメリットと注意点を解説。手書きノートアプリとの違い、続けやすさ、集計の手間、家計簿アプリが向いているケースを紹介します。
iPadとApple Pencil、そしてGoodNotesのようなノートアプリを組み合わせると、紙に書く心地よさを保ちながら、ノートを何冊も持ち歩かずに済むのが魅力です。iPadの手書き家計簿は、画面の大きさを活かして見やすく書けて、あとから検索できる一方、合計を自分で計算する手間は紙と同じように残ります。手書きにこだわるか、集計の手軽さを取るかで、向いている方法は変わってきます。
このページでは、iPadで家計簿を手書きするメリットと注意点を、手書きノート系アプリと数字入力の家計簿アプリの違いをふまえて、中立に整理します。あわせて、iPadにそのまま取り込めるPDFテンプレートや、手書きと集計を上手に分担するコツも紹介します。
iPadで手書き家計簿をつけるメリット
Apple PencilとGoodNotesなどのノートアプリを使えば、紙に書くのとほとんど変わらない感覚で家計簿をつけられます。iPadならではの利点も多く、紙のノートにはない身軽さがあります。
- 書く感覚はそのままに、Apple Pencilで自然に文字や数字を書き込める
- 書いたページがデータで残るので、保存・バックアップができて紛失しにくい
- 手書き文字も検索に対応するアプリなら、あとから「食費」「先月」などで探せる
- ノートを何冊も持たず、iPad1台に何年分でもまとめられてかさばらない
- 書き直しや消去がしやすく、ページが汚れたりインクがにじんだりしない
- テンプレートを取り込めば、毎月マス目を書き写す手間を省ける
「手で書く時間は好きだけれど、紙のノートがかさばるのは避けたい」という人にとって、iPadでの手書きはちょうどよい選択肢になります。手書きそのものの良さについては、手書き家計簿を続けたい人へもあわせてどうぞ。
毎月のレイアウトをゼロから作るのは大変です。あらかじめマス目の入ったPDFテンプレートをGoodNotesなどのノートアプリに読み込めば、Apple Pencilでそのまま書き込めます。用紙を印刷する必要もありません。当サイトの無料の手書き家計簿テンプレート(PDF・A4)は、A4サイズでiPadのノートアプリにきれいに取り込めるので、最初の準備がぐっと楽になります。
手書きノートアプリとの違い
タブレットで使うアプリは、大きく2種類に分けて考えると整理しやすくなります。
- 手書きノート系アプリ:紙のノートのように、ペンで自由に書く。レイアウトの自由度が高い
- 数字入力の家計簿アプリ:金額をキーボードで入力し、集計やグラフを自動でまとめる
手書きノート系は「書く自由さ」が魅力ですが、書いた文字を画像のように保存するものが多く、合計は自分で計算することになりがちです。一方、家計簿アプリは「集計の自動化」が得意で、ペンがなくても使えます。どちらが良い・悪いではなく、目的によって向き不向きが分かれます。
iPad手書き家計簿の注意点
いいことばかりに見えるiPadの手書き家計簿ですが、始める前に知っておきたい注意点もいくつかあります。あらかじめ分かっていれば、途中で「思っていたのと違う」とがっかりせずに済みます。
- 合計は自分で計算する:手書きノートアプリは書いた文字を画像のように保存するものが多く、月ごとの合計やカテゴリ別の内訳は基本的に手作業になります。集計の手間は紙のノートと変わりません。
- 充電が切れると書けない:iPadもApple Pencilも電池で動くため、充電切れのタイミングでは記録できません。紙のノートのように「いつでも開けばすぐ書ける」とは限らない点に注意です。
- 最初にテンプレートの準備が要る:何もない白紙から始めると、毎回マス目を書くところからになります。あらかじめレイアウトを用意しておくと、書く作業そのものに集中できます(このあと紹介するPDFテンプレートが便利です)。
- 書き心地に慣れが必要:ペン先の感触や画面の滑り方は紙と少し違うため、最初は書きにくく感じることもあります。
「デジタルにすれば自動で集計される」と期待すると、思っていたのと違う、と感じるかもしれません。手書きの楽しさを取るなら集計の手間はある程度受け入れる、という割り切りが続けるコツです。
家計簿アプリが向いているケース
もし「集計の手間こそ減らしたい」のであれば、数字を入力する家計簿アプリのほうが向いています。入力するだけで合計やグラフが自動でまとまるため、計算から解放されます。
たとえばシンプル家計簿では、支出を手入力すると、今月の支出・残り予算・カテゴリ別の円グラフがホームにまとまります。スマホでもタブレットでも、思い立ったときにサッと記録でき、銀行口座とは連携せず手入力で管理する設計です。銀行連携がないぶん、口座情報を預けずに使える点も安心材料のひとつです。手書きとアプリのどちらにするか迷うなら、シンプルな手書き家計簿を続けるコツやシンプル家計簿アプリも参考になります。
ハイブリッドで使う:手書きはiPad、集計はアプリ
「手書きの楽しさは残したいけれど、月末の計算だけはどうしても面倒」という人に向いているのが、いいとこ取りのハイブリッドな使い方です。書く作業と集計する作業を、道具ごとに分担してしまう考え方です。
- 書くのはiPad:日々の支出は、Apple Pencilで手書き家計簿に書き込む。書く心地よさや、あとで見返す楽しさはそのまま残す
- 面倒な集計だけアプリに任せる:月ごとの合計や予算管理は、数字を入力するだけで自動でまとまる家計簿アプリにまかせる
こうすれば、手書きの満足感を得つつ、電卓をたたく手間からは解放されます。「毎日の記録は手書き、締めの集計はアプリ」と役割を決めておくと、どちらも長続きしやすくなります。
シンプルに続けるコツ
タブレットで手書きをするにせよ、アプリを使うにせよ、続けるコツは共通しています。書く項目をしぼり、完璧を目指さないことです。
- 記録するのは「日付・金額・カテゴリ」の3つで十分
- 1円単位で合わせず、おおよその金額でよしとする
- 書けない日があっても気にせず、翌日から再開する
手書きの楽しさを大切にしたい日は手書きで、集計を楽にしたい月はアプリで、と気分や状況で使い分けてもかまいません。気軽に試したい方は、アプリのダウンロードから無料で始められます(アプリ内課金あり)。
まとめ
iPadでの手書き家計簿は、紙の心地よさとデジタルの整理しやすさを両立できる方法です。ただし、集計の手間は紙と同じように残るため、そこを楽にしたい人は数字入力の家計簿アプリが向いています。手書きの楽しさと集計の手軽さ、どちらを大切にしたいかを基準に、自分に合うやり方を選んでみてください。
記載されている製品名・サービス名・会社名は各社の商標または登録商標です。本記事は特定の製品やサービスを批判・推奨するものではなく、手書きとアプリで家計簿を続ける際の一般的な選び方をまとめたものです。